目次
ブランディングデザインとは
ブランディングデザインの手法
ブランディングデザインの事例
ブランディングデザインとは
ブランディングデザインとは、ターゲットにブランドのコンセプトやメッセージを視覚的な情報として伝え、ブランドの魅力や独自性を強調するデザインプロセスを通じてブランド価値を高めることです。
ブランディングデザインは、競合他社との差別化を図り、ブランドの価値を最大化するために必要不可欠な要素になります。
■そもそもブランディングとは?
ブランディングとは、ブランドの付加価値を高めるための戦略(消費者の心にイメージとして蓄積される心理的な価値)です。「マーケティング」と似ていますが、マーケティングは商品やサービスの価値を効果的に伝え、新たな市場を開拓することです。
「ブランディング」と「マーケティング」は異なる概念ですが、マーケティングはブランディングの一部と捉えることができます。
PACommunicationのCPは、様々なブランディング手法を活用したブランディングデザインを行っています。
これまでの事例も掲載していますので、ぜひご覧ください。
ブランディングデザインの手法
続いて、ブランディングの手法を紹介します。これらの手法を組み合わせてブランディングデザインを手がけます。
1. イベント・セミナー
2. Webサイト/オウンドメディア
3. SNS
4. SNS動画、静止画コンテンツ制作
5. ロゴ
6. キャッチコピー
7. パッケージ
8. IP(Intellectual Property・知的財産)
様々なブランディング方法がありますが、これらの手法を組み合わせることで、ブランドの魅力や独自性を強調し価値を最大化することがブランディングデザインです。
1. イベント・セミナー
イベントやセミナーの開催は、ブランドイメージを強化します。
BtoCの分野では、ゲーム会社がゲームの世界観をリアルに体験できるイベントや、メーカーが親子を工場に招いてものづくりを学ぶ体験イベント、期間限定のコラボカフェや展覧会など、多彩なイベントが行われています。
一方、BtoBの分野では、勉強会、セミナー、シンポジウムなどが頻繁に開催されます。
2. Webサイト・オウンドメディア
オウンドメディアの活用は、ブランドに関する情報を継続的に発信する上で非常に効果的です。定期的な更新により、ファンの興味を持続させ、メディアへの来訪を促すことができます。さらに、SNSとの連携によるコンテンツの拡散も期待できるため、ブランドの認知度向上やファンの育成に大きな効果が期待できます。オウンドメディアは、ブランディングにおいて重要な役割を果たすツールです。
3. SNS
SNSを活用したブランディングは、ターゲット顧客との強固な絆を築くデジタルマーケティング戦略として重要です。現代は情報が溢れ、視覚的なブランド訴求が不可欠となっています。その中で、SNSを通じてブランドイメージを構築し、差別化を図ることがブランド力を高めます。消費者の関心を引き、継続的な関係性を築くためにもSNSを活用したブランディングは必要不可欠です。
4. SNS動画、静止画コンテンツ制作
IF(インフルエンサー) タイアップ、YoutubeやInstagramコンテンツ制作+広告配信はターゲティング精度が非常に高く、ユーザーの年齢・性別・興味・関心・居住地などの詳細なデータを基に、ターゲット層を絞り込むことができるため、無駄を減らし、関心の高いユーザーに直接魅力的なコンテンツをアプローチすることが可能です。
5. ロゴ
ロゴは、企業や商品・サービスを象徴的に表現し、瞬時に認識させる力を持っています。多くのロゴが私たちの生活に浸透しており、見るだけで企業名や商品・サービスを思い出すことができます。
また、言葉の壁を越えてグローバルに価値を伝え、さまざまな場面で活用できるロゴは、ブランディングにおいて欠かせない存在です。そのため、ロゴの使用方法は厳格に規定する必要があります。
6. キャッチコピー
キャッチコピーは、企業の特徴や強みを短い言葉で表現するものです。質の高いキャッチコピーは、長年にわたり顧客の心に残ります。キャッチコピーを聞くだけで、商品名や企業名が頭に浮かぶ経験があるのではないでしょうか。
キャッチコピーはブランドコンセプトを表しているため、Webサイトやプロモーションなど、さまざまな場面で活用できます。
7. パッケージ
パッケージは商品の特徴や魅力を伝える重要な役割を担っています。顧客に伝えたい価値を表現したパッケージは、ブランディング施策として非常に重要です。
例えば、株式会社明治の「明治ザ・チョコレート」は、パッケージを変更することでブランド価値と売上の向上を実現しました。2022年9月にはカカオ産地の循環をイメージしたパッケージデザインにリニューアルされ、産地と消費者のサステナブルなつながりを訴求しています。
8. IP(Intellectual Property・知的財産)
IP(Intellectual Property・知的財産)は人の創造的な活動によって生み出されたアイデアや創作物の総称で、IPの代表例にキャラクターがあります。
企業のキャラクターはソーシャルなキャラクターとして、コラボレーションやデジタルコンテンツなどのプロモーションに活用されます。
例えば株式会社不二家の「ペコちゃん」というキャラクターは、テレビCMや商品パッケージ、商品名に起用されています。
PACommunicationのCPは、様々なブランディング手法を活用したブランディングデザインを得意としています。
お気軽にお問い合わせください。
ブランディングデザインの事例
最後に、PACommunicationのCPで成功したブランディングデザインの事例をご紹介します。
1. CHARLES & KEITH
2. WELLA(ウエラ)
3. ヘンケルジャパン
1. CHARLES & KEITH
2023年6月5日~6月8日、ファッションブランド「CHARLES & KEITH」のホテル宿泊ステイケーション施策を提案・実施。
ブランドの世界観を体験できるよう、ゲストルームの各所内に夏の新作コレクションを並べ、オリジナルのグッズなどを準備し、様々なシチュエーションで撮影できるよう空間づくりを行いました。
イベント運用からインフルエンサーキャスティングまでをトータルで担当し、ブランディングデザインを手がけました。
詳細はこちらよりご覧いただけます。
2. WELLA(ウエラ)
サロン生まれのヘアカラーブランド「WELLA(ウエラ)」によるおしゃれ染めヘアカラー『COLOR STUDIO』の発売に先駆け、2024年3月にメディア向け発表会を開催。
ブランドの「新しい印象」を与えるべく、COLOR STUDIOというネーミング、商品パッケージカラーからクリーンでアート・クリエイティブを感じる空間にするため会場自体もアートギャラリーのようなクリエイティブ空間をデザインしました。
詳細はこちらよりご覧いただけます。
3. ヘンケルジャパン
120年以上の歴史を持つ「シュワルツコフ プロフェッショナル」のFIBREPLEX (ファイバープレックス)より、ブリーチ・ハイトーン毛のためのシャンプー&トリートメントが登場し、2024年5月29日に新製品発表会を開催しました。
ハイトーン髪のモデルにシャンプーとトリートメントの施術をイベント会場で実施し、リアルな使用感の発信や、ファイバープレックスらしくモノトーンで統一・キューブライトを使った会場演出を行いブランディングデザインを手がけました。
詳細はこちらよりご覧いただけます。
今回の記事ではPACommunicationのCPで成功したブランディングデザインの事例を3つ紹介しましたが、この他にもたくさんの成功事例があります。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。